谷垣委員長閣議後記者会見の概要

【平成12年2月29日(火)於:衆・議食前】
  

【質疑応答】

 問2月29日ということでコンピューターの2000年問題の影響があるのではないかと意見もあるのですが、金融関係の方はどうでしょうか。
  
員長:やはり金融再生委員会になった時も、この問題しっかり対応したいと、遺漏のないように事務方としても準備はしていると思います。

  

 問:海外に派遣しておりました銀行業の免許に対する調査チーム、再生委員会・監督庁のそれぞれの調査団が帰国したと思うのですが、その報告を受けてどのようにお考えでしょうか。
  
員長:まだ26日に帰国をしたというところまでは聞いているのですが、調査の内容をまだ、中身の報告をうけているわけではありません。ですからその報告も聞き、PTの今後の審議にきちっと活かしていかないといけないと思っております。

  

 問:PTの審議はいつごろまでを目途にお考えでしょうか。
  
員長:まだそこまでは頭を整理しておりません。

  

 問:今日の閣議では総理から何かありましたでしょうか、あるいは閣議でどのような発言をされましたでしょうか。
  
員長:私は今日は閣議では発言をしておりません。閣僚懇では、発言といえば発言ですが、「ひとつよろしくお願い致します」と言うことで、今日はもう9時から委員会が始まりますので、他の案件もありまして殆ど時間がなかったものですからそれだけ申し上げました。

  

 問:長銀の特別公的管理が明日をもって終了するわけですが、これについて3.6兆円という公的資金が使われているということを含めて、大臣のご感想をお聞かせ下さい。
  
員長:一昨年の金融国会の時を思い浮かべますと、一日も早い処理を、ということで色々な方が努力をされてこられたわけですけれども、ここまできたのかなあとこういう感じが致します。3月1日をもって新たな出発をするわけですが、立派なものに是非関係者のご努力で育っていってほしいと思います。

( 以 上 )


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