久世委員長閣議後記者会見の概要

【平成12年7月18日(火)於:参議院議員食堂前】
  

【質疑応答】

 問:昨日からそごう問題で集中審議が始まっていますが、その中で宮沢大蔵大臣が、金融再生委員会はきちっと説明責任を果たしていないというご指摘がありましたがそのことについては如何ですか。
  

員長:今、国会で十分説明をさせて頂いていると思っています。

  

 問:昨日の大蔵委員会で言われたことで説明の全てだとお感じですか。
  

員長:これは一般論ですが、この問題は非常に複雑で色々な経緯があり、また技術的、専門的な問題もありますので、これからは広く説明責任と申しますか、アカウンタビリティ(Accountability)というものを尽していきたいと思っております。

  

 問:瑕疵担保条項について、あれは間違っていなかったという発言がありましたが、今でも見直すつもりはないのですか。
  

員長:瑕疵担保特約というのはやはり必要であったと思いますし、それについてはこれからも続けていきたいと思っております。

  

 問:そうしますと、また同じような問題が起こる可能性があると思うのですが。
  

員長:債権放棄の問題は、慎重の上にも慎重に判断していかなければいけませんし、瑕疵担保問題がその上で起こったらそれなりに対処をしていきたいと思っております。

  

 問:また、今回のような問題になる可能性もありますが。
  

員長:可能性としての話であれば、そうかもしれません。

(以上)


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