12年09月12日　千葉興業銀行及び八千代銀行に対する資本増強の審査結果：金融再生委員会

○	金融再生委員会においては、千葉興業銀行及び八千代銀行の資本増強について、本年８月10日以来、予備審査を含め合計８回にわたり検討を重ねてきた。
○	予備審査においては、金融庁監督部から両行の概況説明、検査部から千葉興業銀行の検査結果の説明、日本銀行から八千代銀行の考査結果についての説明を受け、「経営健全化計画」の素案等の書面審査を行うとともに代表者から直接ヒアリングを行った。これらを踏まえ検討した結果、８月31日、同行に対し「資本増強を前提として、今後の必要な手続きを進めて差し支えない」旨通知した。９月５日には両行からの正式な申請を受け、再度代表者からヒアリングを行った。
○	審査に当たっては、「地域金融機関の資本増強についての基本的考え方（平成11年６月10日）」等を踏まえて申請内容、経営健全化計画などを精査してきたが、本日、申請を承認することが適当であるとの結論に至った。
○	今後、所定の手続きを経て、９月末に資本増強が行われることになるが、今回の資本増強により、地域の金融システムの安定化及び経済の活性化に資することを期待している。

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