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平成17年11月11日
 
金融機関を装ったCD−ROMの配布事例について
 

 最近、金融機関を装い、インターネットバンキング利用者に不審なCD−ROMを送りつけるという事例が発生してます。このCD−ROMをパソコンで使用すると、スパイウェア等の不正なプログラムがインストールされ、利用者の重要な情報が漏洩するおそれがあることから、利用者への周知及び注意喚起を目的として別添のとおりHPに掲載することとしました。

本件に関する問い合わせ先
金融庁 TEL 03-3506-6000(代表)
監督局銀行第一課(内3322、3388)

平成17年11月11日
 

金融機関を装ったCD−ROMの配布事例について

 

 最近、金融機関を装い、インターネットバンキング利用者にCD−ROMを送りつけるという事例が発生しています。報告されたところによると、CD−ROMはセキュリティ対策ソフトであると称して送られ、これをインストールしたところ、預金口座から身に覚えのない振込みがなされたとのことです。CD−ROMには実際はスパイウェア等の不正なプログラムが記録されており、これをインストールさせることによって利用者のIDやパスワードを漏洩させるものでした。
 各利用者におきましては、被害防止のため、以下の点にご注意下さい。また、金融犯罪の手口が複雑化する傾向にありますので、日頃から被害に遭わないよう心掛けて下さい。

 
  • 金融機関名が入ったCD−ROM等の記録媒体が送られた場合には、これを安易に使用せず、まず金融機関に確認して下さい。
     
  • 金融機関に確認する場合、CD−ROM等に記載された電話番号は偽の窓口の可能性があるため、金融機関のホームページ等を利用して正しい電話番号を確認して下さい。
     
  • CD−ROM等が偽物と判明した場合には、都道府県警察サイバー犯罪相談窓口又は最寄りの警察署に相談して下さい。
     
  • 不審なCD−ROM等を誤って使用した場合には、直ちに金融機関に連絡し、被害防止のための措置を相談して下さい。

 

 


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