金融検査マニュアル及びチェックリストの整備に向けて

新 聞 発 表

日付:平成10年7月16日
金  融  監  督  庁

  金融監督庁は、「金融再生トータルプラン(第2次とりまとめ)」(7月2日発表)を踏まえ、下記の通り、金融検査マニュアル及びチェックリストの整備に向けて、検査部内に「金融検査マニュアル検討会」(仮称)を設置し検討を開始することとした。

(参考)金融再生トータル・プラン(第2次とりまとめ)抜粋


「3.銀行監督及び健全性基準の強化
    (1)検査・監視・監督のための体制強化

    金融検査については、外部のノウハウを取り入れた検査マニュアル及びチェックリストを整備し、年内に公開する。」

1.検査マニュアル等整備の趣旨

 金融検査マニュアル及びチェックリストを整備・公開することにより、監督庁の検査監督機能の一層の向上を図るとともに、金融機関の自己責任に基づく経営を促し、もって金融行政全体に対する信頼を確立する。

2.「金融検査マニュアル検討会」(仮称)の設置

  • 金融検査マニュアル等の整備に向けて専門的・技術的観点から検討するために、検査部内に「金融検査マニュアル検討会」(仮称)を設ける。
  • 検討会のメンバーには、公認会計士、法律家、民間実務家など外部の専門家も加え全体で5~10名程度とする。

3.具体的なスケジュール案

  • 8月中に検討会を発足させる。
  • 以後、定期的に検討会を開催し、我が国や諸外国の実態やバーゼル委員会における議論の動向等も踏まえ、金融検査マニュアル等のあり方について、幅広い観点から議論(有識者ヒアリングを含む。)を行う。
  • 12月までに検討会としての成果を取りまとめ、公表する。


本件についての問い合わせ先
 金融監督庁   03-3506-6000(代)  
 検査部審査業務課        
      黒澤   内線  3269




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