(別紙1)
企業会計審議会の部会改組について
1.基本的考え方
(1) 企業会計審議会は、企業が財務諸表作成に当たり従わなければなら
ない一般に公正妥当と認められる企業会計の基準、職業的監査人が財
務諸表の監査を行うに当たり常に遵守しなければならない監査基準の
設定等について調査審議し、その結果の報告・建議を行うために、昭
和23年に設置され、数多くの建議・答申を行ってきたところである。
(2) 同審議会においては、昨年7月に10年ぶりに特別部会を設置し、
21世紀に向けて残された会計上の課題について精力的な審議を進め
てきたところであるが、昨年11月の金融市場改革に関する総理指示、
大蔵大臣の要請を踏まえ、数多くの重要課題を並行して一層効率的に
審議を進めるため、重要課題に対応した部会設置等の改組を行うこと
としたものである。
2.具体的改組内容等
(1) 従来、企業会計審議会特別部会において審議することとしていた「
金融商品」「企業年金」「研究開発費」について、同時並行して一層
効率的な審議を進めるために、特別部会に代わり各々部会を設置する。
(2) これまで設置されていた第一部会から第四部会については、第一部
会(企業会計の基準の設定等)及び第二部会(監査基準の設定等)の
二部会制とする。