企業会計審議会第二部会議事要旨
                                                                              
                                                                              
                                                                              
１．日    時：平成10年 5月18日（月）  14時00分〜15時00分                           
                                                                              
２．場    所：合同庁舎四号館４階  共用第二特別会議室                          
                                                                              
３．議    題：中間連結財務諸表等の監査基準の検討                                
                                                                              
４．議事内容：公開草案に対する主な意見及びこれを踏まえた「中間監査基準の設定に
              関する意見書案」及び「監査基準、監査実施準則及び監査報告準則の改
              訂に関する意見書案」について事務局より説明の後、自由討議を行っ  
              た。                                                            
                                                                              
５．主な意見                                                                  
                                                                                
    審議において出された主な意見は、次のとおり。                                
                                                                              
  ○  レビュー的な手続を子会社等の中間監査手続として導入することには賛成であり、
    その保証の程度については、部分的にレビュー的な手続を入れたとしてもこれが全
    体としてどの程度かという判断はできないと思う。                            
                                                                              
  ○  両年度の末で監査が十分に行われるということを前提にすれば、その中間段階に
    ある中間監査は、年度監査と同程度の保証をするものでないとしても、その差が釣
    り橋の両端から下がっている程度であれば、監査としては十分であるように思う。  
                                                                              
  ○  特に重要な子会社について保証の程度が制限なく下がることを防止するために、
    子会社等の重要性、過去の実績等を勘案するとして、歯止めを設けているという点
    は、大変評価できるのではないか。                                          
                                                                              
  ○  有用性についてはこれまでの意味と変わっているという点について、誤解のない
    よう何らかの形で表明すべきであるように思う。                              
                                                                              
                                                                        以  上