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はじめに事務局より、今回からオブザーバーとして参加する鮫島〔さめじま〕日本銀行企画室参事役の紹介があった。 |
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次に事務局より、ホールセール・リーテイルに関するWG報告「金融分野における裁判外紛争処理制度の整備について」についての説明と、岩原委員よりホールセール・リーテイルWGにおける議論の紹介があった。 |
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その後の主な審議の内容については以下のとおり。
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裁判外紛争手続における発言や合意は後の裁判において拘束性が無い方がむしろ解決につながるのではないか。事実認定や双方の合意について拘束的な形で問題を解決するようにしていくと、かえって紛争に合意しにくいのではないか。 |
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紛争裁定者の中立性・公正性について、業者側からの中立性・公正性だけでなく、消費者・顧客側からの中立性・公正性も必要ではないか。 |
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紛争処理の結果をデータベース化して管理していくことが重要ではないか。 |
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行政当局の苦情・紛争に対する現状や課題と民間の機関との関係を整理する必要があるのではないか。また、紛争が生じた場合の検査・監督のあり方について行政当局はどのように関係するべきか、整理する必要があるのではないか。 |
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次に事務局より「日本版金融サービス法」への取り組みについて、説明があった。 |
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その後の主な審議の内容については以下のとおり。
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金融自由化の中で利用者をどのように実効的に保護していくのかが重要ではないか。 |
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「不適切な勧誘」の問題について、議論を深めるべきではないか。 |
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