1.日 時 :平成9年10月27日(月) 14時00分〜16時00分 2.場 所 :合同庁舎4号館12階 大蔵省第1特別会議室 3.議 題 :検査・監視・処分体制の充実について 4.議事内容: (1) 罰則強化関連の商法改正案について 始めに、法務省刑事課長の縄田委員より今臨時国会に提出された罰則強化関 連の商法改正案について紹介が行われた。 (2) 検査・監視・処分体制の充実等について 次に、証券取引等監視委員会及び自主規制機関である東京証券取引所、日本 証券業協会から、それぞれの検査・監視・処分体制の実情等についてヒアリン グを行った。 これに対し、以下のような意見が出された。 ○ 監視委員会の年次報告にもある通り、未だ証券業界において法令遵守の意 識は徹底していないのではないか。この徹底を図るためには、一つには監視 の的確な実施、確実な違反の捕捉が大事である。これと並んでもう一つ重要 なのが厳正な処分であり、かつ、これがしっかり守られているかどうか、十 分にチェックしていくことであろう。 ○ 違法行為については、透明性の観点からも、きちんと公表していくことが 大事なのではないか。 (3) 証券市場改革の進捗状況について 最後に、事務局より、証券総合口座の解禁等、前回の部会以降の証券市場改 革の進捗状況について、報告が行われた。
問い合わせ先 大蔵省証券局調査室 森田、御厩 TEL 03(3581)4111 内線2709 本議事要旨は暫定版であるため今後修正があり得ます。 |