1.日 時 平成9年6月19日(木)14時00分〜16時00分 2.場 所 大蔵省第一特別会議室(合同庁舎4号館12F) 3.議 題 関係者における早期是正措置の具体化に向けた作業の進捗状況の報告 4.議事概要 (1) 金融検査部より本年3月5日に発出した「早期是正措置制度導入後の金融検査 における資産査定について」通達について説明。 (2) 日本公認会計士協会より本年4月15日に発出した「銀行等金融機関の資産の 自己査定に係る内部統制の検証並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実 務指針」銀行等監査特別委員会報告について説明。 (3) 三和銀行、横浜銀行より各金融機関における自己査定体制の整備状況等につい て説明。 (4) 事務局より早期是正措置に関する省令、修正国内基準に関する告示及び関連通 達等の概要について説明。 その後、メンバーによる自由討論が行われた。 <主な意見> ○ 各業態からの早期是正措置の導入に向けた準備状況の説明を聞いて、各金融機 関においては昨年の12月の中間とりまとめ以降、大変よく努力されているとい う印象を持った。 ○ 来年、早期是正措置の実施主体は大蔵省から金融監督庁に移ることになるが、 金融監督庁に移っても早期是正措置がうまく機能することが重要である。 ○ 課題として残されている割引現在価値や税効果会計についての整備もできるだ け早急に進めていただきたい。 ○ 今後、関係者におかれては、中間とりまとめの考え方に沿って、来年4月の正 式導入に向けて引き続き作業を進めていただきたい。 (本会合をもって、本検討会は任務を終了することとなった。)
問い合わせ先 大蔵省銀行局銀行課企画係 TEL 03-3581-4111(内線 2776) 本議事概要は暫定版であるため今後修正がありえます。 |