(別紙)

新規非協力国の主要な問題点


グレナダ
 金融監督当局は顧客の口座に関する情報を入手することが困難で、外国の当局と協力する権限を十分に持っていない。金融機関の所有者の適性に関する要件が十分に規定されていない。


ウクライナ
 マネー・ローンダリングを防止する基本的な対策が欠けている。疑わしい取引の届出制度が十分でない。本人確認の規定が不十分である。マネー・ローンダリング対策を講じるための人的・物的資源が不足している。


*FATF報道発表文 "Developments in Non-Cooperative Countries and Territories" (2001年9月7日付)による
http://www.oecd.org/fatf/pdf/PR-20010907_en.pdf