大串金融担当大臣政務官挨拶
(平成24年1月26日(木) 財務局長会議)

皆さん、おはようございます。大臣政務官の大串でございます。

本日は、財務局長の皆様との会議ということで、私も楽しみに、かつ皆様の日頃からのそれぞれの地域における金融の円滑化、そして金融の健全化への取組みに感謝申し上げたいと思い、参らせていただきました。

大臣からも縷々お話がございましたが、今、日本の抱える課題としては、大変大きなものがございます。

まず、大震災からの復旧・復興という大きな課題がありまして、これにおいては関連する財務局長の方々には大変なご心痛をいただいていることと思いますが、先程お話がありましたとおり、金融機能強化法の強化された内容をいかに活用していくか、そして二重ローン問題に関しても、間もなく新しい機構(東日本大震災事業者再生支援機構)が立ち上りますし、各県における(産業復興)機構も動き出しているところでございますので、金融面からの色々な後押しをしっかりできるように、引き続きご配意をいただければと思う次第でございます。

さらには、私は国家戦略、あるいは内閣府経済財政部門も所掌しておりまして、日本経済全体を俯瞰しながら金融の問題も見させていただいております。また、社会保障と税の一体改革をも担当しておりまして、日本経済全体、そして地域も含めて非常に難しい舵取りを余儀なくされているということを、皆様もよく見て取っていただけると思います。即ち、社会保障と税をはじめとする色々な持続性を高めていく改革をしつつ、そのベースとして経済成長を果たしていく日本を創っていかなければなりません。昨日、報道等でもありましたように、31年振りの貿易赤字という傾向、欧州危機を背景として急速な円高が定着したかのごとく見える日本の中で、海外への企業の進出、おそらく担当される地域においても、中小企業の皆様からそういった強い声が聞こえてきているのではないかと思います。併せて、電力の供給制約に関する不安、あるいは、今やイランにおける地政学的なリスクの高まりも看過できない状況にあるかと思います。

こうした中で、地域の金融を支えていただいている財務局長の皆様には、地域金融を円滑化するという仕事と、地域金融を健全化するという仕事の2正面で、大変なご苦労をいただいていることと思います。そういった中で、中小企業金融円滑化法の最終延長を決めたわけでございますし、先ほど大臣からもお話があったとおり、併せて「出口戦略」をどう練っていくかということが、2正面作戦の表れとして非常に大切になっているわけであります。この「出口戦略」については、国会等での議論を通じて色々な策を考えております。企業再生支援機構の業務の延長などということも、私が担当する内閣府で所掌しておりますが、こちらも国会等で議論をさせていただいているところでございますし、中小企業再生支援協議会の強化の話もございます。

今、国会で議論している中で非常に苦慮し、悩んでいるのが、地域における再生支援を行う上での二つのツール、一つは企業再生支援機構、もう一つは中小企業再生支援協議会でございますが、国会の議論において、この二つの間には懸隔があるのではないかという話になっております。支援機構については、案件的にもそんなに多くは出ておりません。一方、支援協議会になりますと、多くの案件を抱えてはおりますが、本当の意味での再生という事実がこれまで挙がってきたかという問題を抱えております。今、これを中小企業庁とも検討しながら強化していく方法について考えておりますが、財務局長の皆様におかれては、現場の財務事務所とよく連携を取っていただきまして、ミクロの視点からも、支援機構が抱えるような案件と支援協議会が抱えるような極めて数の多い案件をしっかり再生していくという、この二つの間をできるだけ縮める方向へと、私たちも東京で頑張っていきますので、皆様も地域で財務事務所とも連携していただきながら、ご努力いただければと思う次第でございます。

昨日も行いました国家戦略会議において、成長マネーの供給というものを国家戦略の基本方針の中で大きな項目として抱えております。成長マネーの供給というものに魔法の杖はございません。その中に具体的に盛り込んでいる項目の多くは、金融庁が抱えている施策でございます。例えば、資本性借入金の運用の明確化を行いましたが、多くはこういったツールに頼られているのが実態であります。こういったところを、地方に十分にアピールや説明をしていただき、これらを使っていただけるようご配意いただきながら、ご尽力いただければと思う次第でございます。

これからの一年は、課題多き一年になるかと思いますが、だからこそ、それを解決した時には夢多き一年になりうると思います。財務局長の皆様方のなお一層のご奮闘に心からご祈念申し上げ、また、今年一年、各財務局の皆様がご健勝で過ごされますことをご祈念申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。今年もよろしくお願い申し上げます。

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