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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成25年12月3日(火)9時28分~9時32分)

【質疑応答】

問)

補正予算についてお伺いします。明後日の5日に、5兆円規模の経済対策が決まる予定です。税収が当初見込みより増える見込みとなっておりますけれども、経済対策の歳出規模について、大臣は5兆円を超える規模にするお考えでしょうか。

答)

10月1日に、新たな経済対策について閣議決定し、5兆円と決めたと記憶しております。12月5日をメドに目下調整中というところですので、どういうことになるのか今は申し上げる段階にはありません。

問)

公明党が提案している児童手当を上乗せして支給する案についてお伺いします。大臣は、先日の閣議後の記者会見で2,000億円というのは大きな額なので、はい、2,000億円という額ではないということを仰いましたけれども、予算は2,000億円より縮小して経済対策に盛り込むお考えでしょうか。

答)

1万円とか1万5,000円とかの話ですね。この件に関しては、額も大きな話ですから、他の施策との関係もありますので、所要額について幾らぐらいにするつもりですと答える段階ではありません。これは、まだ先の話です。

問)

来日しているバイデン副大統領についてですけれども、この後に会談する御予定があると思いますが、例えばTPPについて日本が例外としたい農作物5項目について御説明をされたり、中国の防空識別圏について大臣の方から御説明をされたりするというお考えはありますでしょうか。

答)

バイデン氏とは以前に一、二度お会いしたことがあります。今、TPPの交渉は、主に甘利大臣のところでフロマン代表と交渉している最中で、先方が言ってくるかどうかわかりませんけれども、言ってきた段階では日本の立場というのもはっきりしていますから、それはきちっと伝えることになると思います。ですから、詳細について今コメントするということはありません。

問)

来年度に物価連動債の発行を倍増するという方針が一部で報道されているのですが、そういった方向で検討をされているのでしょうか。また、そうした場合に、どのような考え方ですとか狙いがあるのでしょうか。

答)

今までずっと物価が下がっていましたので、そういった意味で物価連動債というものはしばらくやっていなかったのですが、この間出させていただきました。これについては、今後増やすとも減らすともまだ決めている段階ではありません。

(以上)

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