麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成28年11月15日(火)9時15分~9時18分)

【質疑応答】

問)

昨日、政府税制調査会が所得税改革等の中間報告を取りまとめました。配偶者の就労を阻害しているとされる103万円の壁については、103万円を引き上げることも一案との意見があったと記載しています。政府税調の意見を踏まえて今後は与党の税制調査会でも所得税改革について議論する見通しです。103万円からの引き上げ案について大臣はどのようにお考えでしょうか。

答)

103万円を引き上げるという話は、政府税調でこの話を出して、今回の中でも配偶者の収入が103万円を超えるといろいろ話がありますので、そういった中で引き上げることも考えた方がいいのではないかという案が出されたということは知っています。中間報告でも指摘されていましたけれども、この課題というのは古くて新しい話で、家族のあり方、配偶者というものに関して、国民の価値観が問われる話になります。全くゼロにしろという働く女性の方々の御意見もあれば、とんでもないという、全く逆の意見もありますので、丁寧な議論が必要なのだと思っています。今回の中間報告を受けて与党の税調とかいろいろなところで話が出てくるのだと思いますので、その議論を踏まえて検討していかなければいけないだろうと思っています。

(以上)

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