講演等

京都大学 ~「監査の信頼性と公正な投資市場の確立」について~
平成20年5月16日
公認会計士・監査審査会会長 金子 晃
京都大学
 平成20年5月16日(金)、京都大学において、金子会長により「監査の信頼性と公正な投資市場の確立」というテーマで講演が行われました。この講演は京都大学の学生を中心に多数の方に参加いただきました。

 講演では、冒頭、諸外国において会計監査を巡る環境変化に伴い独立監査監督機関が設立されてきたことや、こうした独立監査監督機関の間での国際的な協力が進展していることについて説明しました。
 続いて、監査の質の向上を通じて資本市場の信頼性を確保するという公認会計士・監査審査会の使命や、品質管理レビューの審査及び検査といった審査会業務の概要、特に国際的な検査の視点も踏まえ、これまでに検査で指摘してきた事項等について説明しました。  最後に、公認会計士試験について、平成20年試験より論文式試験において法令基準集等を配布する科目を増やしていること、平成22年試験より短答式試験を年2回実施していくことなど、公認会計士試験の実施の改善の内容についても説明しました。

 講演後、参加者から、監査報酬のあり方についてどう考えるべきかなど、活発な質疑応答が行われました。

(以上)
京都大学 ~「監査の信頼性と公正な投資市場の確立」について~

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