講演等

福島大学 ~「公認会計士の社会的重要性とその将来」について~

平成21年11月16日

公認会計士・監査審査会会長 金子 晃

福島大学
 

平成21年11月16日(月)に福島大学において、金子会長により「公認会計士の社会的重要性とその将来」というテーマで講演が行われ、多数の学生の方に参加いただきました。

講演では、はじめに、社会において、人あるいは企業は貯蓄・投資、株式発行などにより資金調達を行い、また、財・サービスを購入しており、その際、財務情報は重要な意思決定要因であり、この財務情報の客観性・信頼性は公認会計士の監査によって支えられていることについて説明しました。

次に、この公認会計士の監査の信頼性を揺るがすような事件が、21世紀はじめに諸外国において起きたことにより、監査の信頼性回復に向けて、諸外国において独立監査監督機関が設立され、こうした監査監督機関同士の国際的協力が進展されてきたことについて説明しました。

続いて、こうした国際的な動向の中で、我が国においても独立した監査監督機関である公認会計士・監査審査会が設立され、監査の質を確保することにより、公益を保護することを使命とし、監査事務所等に対して検査等を行っているということを説明しました。

最後に、監査の客観性・信頼性の向上といった会計監査業界の将来や、プロフェッショナルとしての公認会計士への期待、公認会計士になるためのプロセスについて紹介し、講演を締め括りました。

(以上)

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