講演等

帝塚山大学 ~「公認会計士の使命」について~

平成23年5月26日 帝塚山大学

公認会計士・監査審査会会長 友杉 芳正

平成23年5月26日(木)に、帝塚山大学において、友杉会長が「公認会計士の使命」というテーマで講演を行い、多数の学生の方に出席していただきました。

講演では、まず、簿記、株式会社及び会計の歴史に触れ、会計理論の変遷、損益計算の方法や日本の会計基準と国際会計基準の相違点などについて説明しました。

また、これまでの企業における粉飾決算の事例を紹介しながら、本来的に私的自治の領域であるはずの企業監査において、公的監視規制が強まり、公認会計士・監査審査会が誕生した経緯、及びその役割について解説しました。

最後に、公認会計士の使命は公共の利益の実現を図ることにあり、それを目指す者は(1)「会計プラス・ワン」つまり会計だけでなく、例えば会計と英語、会計とコンピュータに強いといったような、新しい事象に対応できるゼネラリストを目指す姿勢、(2)会計・監査に「ついて」学ぶのではなく、会計・監査を「通して」学ぶ姿勢が必要であると述べた上で、ぜひ公認会計士試験にチャレンジして欲しいと呼びかけ、講演を締め括りました。

(以上)

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