講演等

九州産業大学 ~「公認会計士の使命」について~

平成23年6月23日 九州産業大学

公認会計士・監査審査会会長 友杉 芳正

平成23年6月23日(木)に、九州産業大学において、友杉会長が「公認会計士の使命」をテーマとして、「簿記・会計・監査の連携」の観点から、会計学の必要性、会計監査の存在意義、公認会計士の役割などについて講演を行い、多数の学生の方にご出席をいただきました。

講演では、まず、簿記の歴史、株式会社の出現、会計の歴史などの説明から始まり、会計理論の変遷やそれを踏まえた損益計算の方法、会計ビッグバンの影響、日本の会計基準の特徴などについて説明しました。

また、不正予防と監査の必要性についての説明の中では、なぜ監査が必要なのかという観点や、最近、巧妙化されつつある不正の内容を具体的な実例にも触れつつ説明しました。

講演の後半では、現行の公認会計士試験制度に触れた後、公的監視規制の強化やそのあり方、公認会計士・監査審査会の業務内容など、当審査会の役割についても説明し、更には、金融商品取引法と会社法の監査関係を軸に、監査制度上の問題点にも触れました。

最後に、プロフェッショナル意識の保持や、監査品質を高めるための倫理観の堅持など、公認会計士の視点やその使命を説明し、グローバル社会における公認会計士の世界で、大いに活躍して欲しい旨を付言して、講演を締めくくりました。

(以上)

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