伊藤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成16年10月19日(火) 8時51分~9時00分 院内)

【大臣より発言】

本日の閣議でありますが、私共に関係する案件はございませんでした。閣僚懇においても私共に関係する案件はございませんでしたが、村田国家公安委員長から歌舞伎町渋谷地区の歓楽街対策視察結果についての御報告があり、また文部科学大臣の方から日本ユネスコ世界遺産広報資料についてのお話が閣僚懇でありました。

【質疑応答】

問)

昨日、長官会見で発表されました疑わしい取引の届出のフロッピーディスクの所在不明について、長官の説明で所在不明の事実と職員の認識不足が問題だったということがありましたが、大臣はどう受け止め再発防止策についてどのように考えているかをお願いします。

答)

先週の金曜日に事務方から今の点について報告を受けたところでありますが、金融機関を監督する立場にあります金融庁として、こうした事件が発生したことについては極めて遺憾のことであり、心からお詫びを申し上げたいと思います。

今、原因がどこにあるのか、問題がどこにあったのかということをしっかり把握をしなければ、きちっとした再発防止対策というものを講じることができませんので、私からは報告を受けた直後に徹底的な調査を行なうとともに、できるだけ早く本件を公表して、そして再発防止策を講じるように指示をしたところでございます。

問)

それに関連しまして、金融庁にはコンプライアンス対応室という組織があるそうですが、この組織を活用するお考えはないのでしょうか。

答)

そうしたことも含めてですね、今監察官が事実関係について徹底的な調査を行っているところでございますが、再発防止に向けて全庁を挙げてしっかりとした取組みをしていかなければいけないと思っております。

問)

通常国会に提出し継続審議となっております信託業法案に2箇所のミスがあったという報道がありますが、これについては金融庁としてどのように対応されるのでしょうか。

答)

この点につきましても遺憾ながら2箇所の誤りが判明したことは事実であります。今後の取扱いについては正誤表でお願いをしたいと考えておりますけれども、いずれにいたしましても今般の信託業法に誤りがあったことは大変遺憾なことであり、今後の再発防止も含め法案作成には万全を期してまいりたいと思っております。

問)

西武鉄道株の問題についてお伺いしますが、西武鉄道株の有価証券報告書の虚偽報告及びその後の大量売却問題が報道されておりますけれども、これについて大臣としての所感をお聞かせ願えますでしょうか。

答)

証券市場の信頼性というものを確保するために、適正なディスクロージャーというものが行われるということは極めて重要なことであります。こうした意味からも金融庁として必要があれば適切に対応をしていきたいと思っております。

問)

フロッピーディスクの紛失なのですが、公表まで2ヶ月以上かかったと、担当の室でずっと止まったままだったと、こうした組織の問題についてはどういうふうに考えられて、受け止められていらっしゃいますか。

答)

報告体制に問題があったというふうに私自身も考えておりますので、こうした点も踏まえて現在監察官による事実関係の調査を実施しているところでありますので、この調査結果も踏まえてしっかりとした再発防止対策、そして金融庁としての体制整備というものをしっかりやっていきたいと思っております。

問)

西武鉄道の株の問題なのですけれども、金融庁として適切に対応したいと、具体的にどのようなことを検討していくということになるのでしょうか。

答)

個別事案の仔細についてコメントすることは差し控えさせていただきますが、金融庁といたしましては、権限を委任している関東財務局において有価証券報告書にかかる訂正報告書の内容の仔細及び経過等について、必要に応じて確認を行うこととなろうかと思います。また、監視委員会での対応ということもあろうかと思いますが、この点につきましても個別事案に関することなのでコメントは差し控えさせていただきたいと思います。一般論としては、有価証券報告書に虚偽記載の疑いがあるという場合には必要に応じて調査を行うことになろうかと思います。

問)

ダイエーの問題で、経済産業省が高木社長を一時監禁と言うか拘束したという報道があって話題を呼んでいますが、金融機関の側に立つ大臣としてこういう政府の対応についてどういうふうにお考えですか。

答)

そうした報道があることは承知をいたしておりますが、事実関係の仔細については承知を致しておりませんので、コメントする立場にはないというふうに思います。

いずれにいたしましても政府としてはそれぞれの所管官庁の中で所管に関する問題を検討して対応がなされてきたと思っております。

問)

フロッピーディスクの件について、庁内の管理体制に問題があったようですけれども、今後大臣を含めて処分などはお考えでしょうか。

答)

これは今監察官の下で徹底した調査が行なわれておりますので、その調査結果を踏まえて適切に対応していきたいと思います。

問)

西武の問題ですけれども、これは一般の投資家からすれば上場廃止の可能性も言われているぐらいで、非常に裏切られたという印象を持つと思うのですけれども、投資家の保護の観点から今回の事件についてどう思われますか。

答)

先程もお話させていただきましたように、証券市場の信頼性を確保するためには、ディスクロージャーというものが極めて重要な問題でありますので、そうした観点から私共としても適切な対応をしていかなければいけないと思います。そして今お話のありました東証の問題については、これは上場廃止事由に該当する惧れがあることからこれを投資家に通知するために、西武鉄道株式を監理ポストに割り当てるものと承知をいたしておりまして、今後東証において自主規制規則に基づいて適切に対処されるものと考えております。

(以上)

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