平成24年5月18日
金融庁

金融庁・金融国際政策審議官のIOSCO議長就任について

5月13日から17日にかけて中国・北京にて開催された、IOSCO(証券監督者国際機構)の年次総会において、金融庁 河野正道 金融国際政策審議官がIOSCOボードの議長に選任されました(任期は2013年3月までを予定)。

IOSCOは現在、組織構造の合理化や意思決定プロセスの簡素化等の観点から組織改革を進めています。今般の年次総会においては既存の委員会等を統合し、IOSCOにおける政策決定・運営の全般に係る意思決定機関として、IOSCOボードが新たに設立されました。河野金融国際政策審議官は、このIOSCOボードの初代議長を務めることになります。

なお、同ボードの副議長には、ヴェダット・アクギライ氏(トルコ資本市場委員会・委員長)及びエチオピス・タファラ氏(米国証券取引委員会・国際部長)が選任されました。

世界的な金融危機を受け、国際的に金融規制改革が進捗する中、各国金融当局間の連携の強化が一層重要になっています。金融庁としては、今後とも、国際機関への積極的な貢献を通じて、国際的な金融・資本市場の健全性、効率性の向上に積極的に取り組んでいきます。

(注)IOSCOは、証券監督当局等のための主要な国際政策フォーラムであり、110を超える国・地域における証券監督当局や証券取引所等が参加。

関連サイト:IOSCOウェブサイト(PDFhttp://www.iosco.org/news/pdf/IOSCONEWS235.pdf新しいウィンドウで開きます

お問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
総務企画局総務課国際室国際証券係(内線3156)

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