平成19年12月7日
金融庁
地域銀行の平成19年度中間決算の概要(速報集計値)
1. 損益の状況
19年9月期の決算は、実質業務純益は、預貸金利鞘がほぼ横這いで推移するなかで、役務取引等利益の増加などにより増加。
中間純利益は、不良債権処分損や株式関係での損失の増加などにより、18年9月期に比べ減益。
(単位:億円) |
(参考) | (単位:兆円) |
2. 不良債権比率
19年9月期の不良債権比率は3.9%で、ピーク時の半分以下の水準となっている。
※最高値は14年9月期:8.3%、15兆円
3. 自己資本比率
19年9月期の自己資本比率は、引き続き上昇し、10.5%となった。
(注1) | 19年9月期の集計対象は110行(地方銀行64行、第二地方銀行45行及び埼玉りそな銀行) 18年9月期の集計対象は112行(地方銀行64行、第二地方銀行47行及び埼玉りそな銀行) 17年9月期の集計対象は113行(地方銀行64行、第二地方銀行48行及び埼玉りそな銀行) |
(注2) | 計数は単体ベース。ただし、不良債権の計数には、再生専門子会社分を含む。 |
(注3) | 12月7日現在の計数。ただし、今後業績修正等により変更の可能性がある。 |
(注4) | 18年9月期及び17年9月期の計数については、業績修正を行った銀行があるため、過去の当庁公表数値と異なる。 |
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