平成23年3月28日
金融庁

「有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画」の改定案に対するパブリックコメントの結果について

金融庁では、「有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画」の改定案につきまして、平成23年2月22日(火)から平成23年3月7日(月)にかけて公表し、広く意見の募集を行いました。その結果、5の個人及び団体より延べ9件のコメントをいただきました。

本件についてご検討いただいた皆様には、ご協力いただきありがとうございました。

NO. コメントの概要 当庁の回答

<最適化の実施内容について>

XBRL化の対象項目の拡大及び対象書類の拡大について、範囲を具体的に明示していただきたい。

貴重なご意見として承ります。なお、XBRL化の範囲については、仕様が確定次第、お知らせすることを考えております。

<開示書類利用者の利便性の向上について>

XBRL化の対象範囲の拡大等について、次の点を配慮していただきたい。

(1)企業コード、上場・非上場の区分、決算期等により検索ができる機能の追加。

(2)XBRLデータの間違いを防ぐためのチェック機能の追加。

(3)製造原価明細書のXBRL化。

(4)外国人投資家が利用しやすいような英語サイトの創設。

(5)開示書類の中で大株主や有価証券の明細等で企業名が出てくる場合、当該企業のURLの設定。

(6)XBRLデータについて、企業のURLを指定すると直接ダウンロードすることができるようにする等、容易に自社のシステムに取り込むことができるような工夫。

貴重なご意見として承りますが、個別の要望については、提出者の負担と利用者の利便性を比較考量のうえ、検討してまいりたいと考えております。

<開示書類提出者の負担について>

XBRL化の対象範囲の拡大等について、次の点を配慮していただきたい。

(1)大量保有報告書の作成に係るツールの提供。

(2)XBRL化する財務諸表本表以外の部分について、入力できない文字等が生じないこと。

貴重なご意見として承りますが、個別の要望については、提出者の負担と利用者の利便性を比較考量のうえ、検討してまいりたいと考えております。

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局企業開示課(内線3803)

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