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平成14年2月1日
金融庁

13年9月期における不良債権の状況等(ポイント)

1.不良債権の状況

  • (1)金融再生法開示債権

    13年9月末の全国銀行の金融再生法開示債権の総額は36.8兆円であり、13年3月末の33.6兆円に比べ+3.1兆円の増加。これは、主として、金融検査マニュアルに基づく第一巡目の検査を受けた銀行を中心に、要管理債権のうち、貸出条件緩和債権が判定基準の厳格化により増加したこと等によるもの。危険債権・破産更生等債権については、積極的なオフバランス化が行われた一方、債務者の業況悪化等による新規発生がみられたことから、やや増加。

    (参考)13年9月期における金融再生法開示債権の増減要因

  • (2)リスク管理債権

    13年9月末の全国銀行のリスク管理債権の総額は35.7兆円であり、13年3月末の32.5兆円に比べ+3.2兆円の増加。これは、金融再生法開示債権の場合と同様、主として、貸出条件緩和債権が判定基準の厳格化により増加したこと等によるもの。延滞債権・破綻先債権については、積極的なオフバランス化が行われた一方、債務者の業況悪化等による新規発生がみられたことから、やや増加。

2.個別貸倒引当金の状況

13年9月末においては、全国銀行の個別貸倒引当金対象債権(金融再生法開示債権のうち危険債権及び破産更生等債権、リスク管理債権のうち延滞債権及び破綻先債権)は増加したものの、個別貸倒引当金の残高は7.1兆円と、13年3月末の7.2兆円と比べほぼ横這い。これは、個別貸倒引当金対象債権の中でもより高率の引当が必要な破産更生等債権(破綻先債権)が減少し、相対的に要引当率が低い危険債権(延滞債権)が増加したこと等によるものと考えられる。

3.不良債権処分損の状況

13年9月期における全国銀行の不良債権処分損(不良債権の処理に伴う損失)は3.0兆円と、前年同期と比べ+0.7兆円の増加。

連絡・問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
監督局総務課 住澤、香月、篠塚(内線3735)


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