平成19年8月9日
金融庁

19年3月期における不良債権の状況等(ポイント)

1. 不良債権(金融再生法開示債権)の状況

19年3月期の全国銀行の金融再生法開示債権残高は12.0兆円であり、18年3月期の13.4兆円に比べ▲1.4兆円の減少となった。

(参考)19年3月期における金融再生法開示債権の増減要因(単位:兆円)

図(19年3月期における金融再生法開示債権の増減要因)

2. 個別貸倒引当金の状況

19年3月期における全国銀行の個別貸倒引当金残高は2.7兆円と、18年3月期の2.9兆円と比べ▲0.2兆円の減少となった。

3. 不良債権処分損の状況

19年3月期における全国銀行の不良債権処分損(不良債権の処理に伴う損失)は1.0兆円であり、前年同期(18年3月期)の0.4兆円と比べ0.7兆円の増加となった。

(注)計数は全て、百億円単位を四捨五入して記載。

お問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
監督局総務課(内線3308、3369)


(表1) 金融再生法開示債権等の推移
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:85KB)
(表2) 全国銀行の金融再生法開示債権の増減要因
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:69KB)
(表3) 金融再生法開示債権の保全状況の推移
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:65KB)
(表4) 担保不動産の評価額(処分可能見込額)と売却実績額の推移
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:54KB)
(表5) 不良債権処分損等の推移(全国銀行)
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:74KB)
(表6) リスク管理債権額等の推移
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:111KB)
(表7) 自己査定による債務者区分の推移
  EXCEL(Excel)  PDF(PDF:67KB)

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