平成28年6月24日

公認会計士・監査審査会

平成28年公認会計士試験第II回短答式試験における答案用紙の所在不明について

平成28年5月29日(日)に実施しました平成28年公認会計士試験第II回短答式試験において、東京都の試験会場で受験した受験者の企業法の答案用紙(マークシート)1枚が所在不明となっています。

当該答案用紙を提出した受験者については、合格として取り扱うこととし、本人に対し謝罪するとともに、その旨をお伝えいたしました。

受験者の皆様には、御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

  • 1.経緯

    6月1日(水)、答案用紙の読取業務受託事業者から、企業法の答案用紙1枚が不足している旨の連絡が審査会事務局にありました。連絡を受けた後、審査会事務局では、試験会場及び読取機器の周辺の探索や関係者からのヒアリングによる状況確認など、現在まで調査を行ってきましたが、答案用紙の発見には至っておりません。

  • 2.所在不明となった状況

    5月29日(日)の試験当日、企業法の試験終了後、試験室において、試験業務受託事業者の試験官が受験者から答案用紙を回収し、枚数確認の上、答案枚数を記載した回収用封筒に入れて密封しました。

    5月30日(月)、当該回収用封筒は、密封されたまま答案用紙の読取業務受託事業者に搬送され、読取業務受託事業者において、回収用封筒を開封の上、読取作業を開始したところ、回収用封筒に記載された答案枚数と読取枚数が相違していることを認識したものです。

  • 3.原因及び再発防止策

    本件については、回収用封筒の密封・開封に当局が立ち会っておらず、答案用紙が所在不明となった時点を特定できていないことから、今後、回収用封筒の密封・開封に当局が立会うこととするとともに、回収及び読取のプロセスについて管理体制の強化を図ることとします。

    また、枚数の相違を認識したものの当局への報告が遅れたことについて、事業者における報告体制の強化を求めることとします。

    これらの再発防止策については、当局が受託事業者に提示する業務仕様書や業務マニュアルに盛り込み、その周知徹底を図ることとし、再発防止に万全を期してまいります。

【お問い合わせ先】

公認会計士・監査審査会事務局

総務試験室

03-5251-7295

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