令和5年1月20日

公認会計士・監査審査会

令和5年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験における
試験問題の一部不適当な記載について

令和4年12月11日に実施しました令和5年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験において、以下のとおり試験問題に一部不適当な記載がありました。
 

○ 管理会計論「問題6」における一部不適当な記載及び採点上の扱いについて


【試験問題に相応しくない記載】
 [資料]1.当月の生産データ
  (2)第二工程
     月初仕掛品 34,800kg(加工費進捗度50%)
 [資料]2.当月の実際原価データ
  (2)第二工程
     月初仕掛品 前工程費46,650千円, 加工費5,120千円

 上記については、問題文の『当月より,…新たにC製品の生産を開始することとしている。』に照らして、整合していないと解される記載となっていますが、実務では起こりうるケースです。
 ただし、試験の出題範囲や過去の出題内容に照らして、試験問題としては相応しくない記載でした。

【試験問題の誤記】
 (誤)[資料]3.連産品,副産物および仕損品に関する見積データ
 (正)[資料]3.連産品および副産物に関する見積データ

 上記の『仕損品』については、本問において存在しないため、試験問題の誤記でした。

【採点上の扱いについて】
 本問の解答に当たり上記が与えた影響について重要性はないとの判断の下、採点に当たって特段の措置は行わないことといたしました。
 試験問題に一部不適当な記載があったことを深くお詫び申し上げます。今後の出題に当たっては、細心の注意を払ってまいります。

お問合せ先

公認会計士・監査審査会事務局総務試験課試験担当係

03-5251-7295

サイトマップ

ページの先頭に戻る