平成20年8月29日
公認会計士・監査審査会
 

公認会計士・監査審査会の活動状況(平成19事務年度版)の公表について

 

概要

  • 1.品質管理レビューに対する審査及び検査

    平成18年度及び平成19年度の日本公認会計士協会の品質管理レビューについて審査を行い、11監査法人に対し検査を実施し、その結果、5監査法人について行政処分その他の措置を講ずるよう金融庁長官に対して勧告した。

    また、審査会の発足以降これまでに実施した検査における指摘事項の中から、監査事務所の品質管理の向上を図っていく上で有益であると考えられるものを「監査の品質管理に関する検査指摘事例集」として取りまとめ、平成20年2月に公表した。

  • 2.公認会計士試験の実施

    平成19年試験(論文式試験)及び平成20年試験(短答式試験)を実施した。

    また、公認会計士試験実施検討グループにおいて、公認会計士試験の実施面での改善に向けた検討を行い、その結果を踏まえ、審査会は「公認会計士試験実施の改善について」を平成19年10月に公表した。

    平成20年試験においては、この検討結果に基づき、短答式試験において従来の2週間の週末にわたる2日間を短縮し、週末1日の試験とし、論文式試験において法令基準等を配布する科目を2科目から5科目に増やすなどといった改善策を実施している。

  • 3.公認会計士等に対する懲戒処分等の調査審議

    下記の2件について調査審議を行い、金融庁長官の判断について意見を表明した。

    第101回審査会(平成19年11月20日)ビーエー東京監査法人及び公認会計士2名

    第111回審査会(平成20年4月4日)公認会計士1名

  • 4.諸外国の関係機関との協力

    各国の監査監督機関間の相互の情報交換等を目的として、平成19年3月に設立された監査監督機関国際フォーラム(IFIAR)について、第2回会合が平成19年9月にトロントで、第3回会合が平成20年4月にオスロで開催され、審査会からは金子会長及び脇田委員等が出席した。

 
連絡・お問い合わせ
公認会計士・監査審査会事務局 総務試験室
(代表)03-3506-6000 (内線2440)

 

サイトマップ

ページの先頭に戻る