平成28年3月24日
公認会計士・監査審査会
「公認会計士・監査審査会検査の実効性の向上 |
公認会計士・監査審査会(以下、「審査会」という。)では、このたび「公認会計士・監査審査会検査の実効性の向上~大規模監査法人を中心に~」を取りまとめたので公表いたします。
審査会では、監査の品質の確保と実効性の向上を図るため、監査事務所等に係るモニタリングを実施していますが、残念ながら、先般、上場大企業において不正な会計が行われ、監査法人による監査も十分機能していなかったという事案が発生いたしました。本文書は、こうしたことを踏まえ、審査会によるこれまでの検査内容及び手法等について検討を行い、検査の実効性向上策をまとめたものです。
主な向上策は以下のとおりです。
1.検査の機動的な実施
2.大規模監査法人(大手監査法人)に係る検査のフォローアップの強化
3.日本公認会計士協会との適切な役割分担等
4.検査手法の向上
5.検査結果の取扱い(監査の品質の見える化)
審査会では、平成28事務年度以降の検査において実効性向上策を実施することとしています。
お問い合わせ先 公認会計士・監査審査会事務局 Tel 03-3506-6000(代表) 審査検査室(内線2474) |
● 公認会計士・監査審査会検査の実効性の向上~大規模監査法人を中心に~(PDF:504KB)