平成23年4月22日 神戸大学
公認会計士・監査審査会会長 友杉 芳正
平成23年4月22日(金)に、神戸大学において、友杉会長が「公認会計士の使命」というテーマで講演を行い、多数の学生の方にご出席をいただきました。
講演では、まず、簿記・会計について、その歴史などを解説するとともに、監査の存在意義などについて説明しました。
その後、現行の公認会計士試験制度における試験体系、試験科目、免除期間などを解説し、平成18年以降の試験結果を紹介しました。
また、これまでの企業における粉飾決算の事例を紹介しながら、本来的に私的自治の領域であるはずの企業監査において、公的監視規制が強まり、公認会計士・監査審査会が誕生した経緯、及びその役割について解説しました。
最後に、公認会計士法第1条に明記されている「公認会計士の使命」について解説するとともに、グローバル社会が要求する公認会計士の世界で、大いに活躍することを期待し、講演を締め括りました。
(以上)