講演等

旭川大学 ~「会計学を学ぶことの意義、公認会計士の担う使命」について~

平成23年9月21日 旭川大学

公認会計士・監査審査会会長 友杉 芳正

平成23年9月21日(水)に、旭川大学において、友杉会長が「会計学を学ぶことの意義、公認会計士の担う使命」をテーマとして、「簿記・会計・監査の連携」の観点から、会計学の必要性、会計監査の目的、公認会計士の役割などについて講演を行い、多数の学生の方にご出席をいただきました。

講演では、まず、「簿記・会計・監査の連携」の意味について説明した後、「簿記・会計・監査の三位一体論」の認識が重要と述べました。そのうえで、例題を挙げ、簿記レベル、会計レベル、監査レベルと個別ごとに解説し、連携した把握がなされた時に社会的に意味を持つことを学生にわかりやすく解説しました。

続いて、簿記の歴史、株式会社の出現、会計の歴史などの説明から始まり、会計理論の変遷やグローバル化時代の会計基準について説明しました。

また、不正予防と監査の必要性についての説明の中では、なぜ監査が必要なのかという観点や、最近、巧妙化されつつある不正の内容を具体的な実例にも触れつつ説明しました。

講演の後半では、公認会計士の誕生やその使命について説明した後、公的監視規制の強化やそのあり方、公認会計士・監査審査会の業務内容など、当審査会の役割についても説明し、更には、会計・監査環境の変化や大学の会計教育の視点にも触れました。

最後に、グローバル社会に向けて、簿記・会計・監査の論理を習得し、企業人・会計人・監査人として、大いに活躍して欲しい旨を付言して、講演を締めくくりました。

【講演の主な内容】

テーマ:「会計学を学ぶことの意義、公認会計士の担う使命」

・簿記・会計・監査の連携

・簿記・会計の歴史

・会計理論の変遷

・不正予防と監査の必要性(監査概念~最近の不正の巧妙化と監査など)

・公的監視規制の強化・あり方 ほか

(以上)

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