講演等
 

香川大学 ~「会計学を学ぶことの意義-公認会計士の担う使命-」について~

平成24年4月24日 香川大学

公認会計士・監査審査会会長 友杉 芳正
 

平成24年4月24日(火)に、香川大学において、友杉会長が「会計学を学ぶことの意義-公認会計士の担う使命-」をテーマに講演を行い、多数の学生の方にご出席をいただきました。

講演では、まず、公認会計士とは国家試験資格であり、監査・会計の専門家であると説明した後、公認会計士・監査法人の誕生、公認会計士と税理士の数、株式会社数と利益法人等について説明しました。

続いて、経済活動の把握と信頼性を保証するためには、「簿記・会計・監査の連携」が不可欠であると述べました。

また、不正予防と監査の必要性についての説明の中では、なぜ監査が必要なのかという観点や、不正・粉飾・虚偽表示の意味、粉飾の動機、監査の限界について説明しました。その上で、具体的な実例に触れつつ、最近の不正の巧妙化と監査について説明するとともに、訴訟多発と監査対応、21世紀の会計不正・粉飾の増加について説明しました。

講演の後半では、公的監視規制の形態や公認会計士・監査審査会の役割、現行の公認会計士試験制度について説明した後、会計・監査環境の変化や公認会計士の使命、大学で会計学を学ぶ意義について説明しました。

最後に、グローバル社会に向けて、簿記・会計・監査の連携を意識し、的確な判断ができる企業人・会計人・監査人として、活躍して欲しい旨を付言して、講演を締めくくりました。

【講演の主な内容】

テーマ:「会計学を学ぶことの意義-公認会計士の担う使命-」

  • 公認会計士とは?
  • 経済活動の把握と信頼性
  • 不正予防と監査の必要性
  • 公的監視規制の形態
  • 現行の公認会計士試験制度
  • 公認会計士の使命、大学で会計学を学ぶ意義 ほか

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