非課税期間が終了し、翌年の非課税投資枠にロールオーバーをした場合、ロールオーバーした額分だけ非課税投資枠を使い、新規に投資できる額が少なくなります。ロールオーバーした金額が120万円以上の場合、非課税投資枠を使い切ることになりますので、新規の投資はできないことになります。
なお、2024年以降は、非課税対象および非課税投資枠が見直され、新しいNISAに変わります。詳しくは新しいNISAのページをご覧ください。
非課税期間が終了した一般NISA口座内で保有する金融商品について、同金融機関に特定口座が開設されている場合には、特段の手続を経ずに当該特定口座に移管されます(別途の届出により、一般口座に移管することも可能です。)。
なお、非課税期間終了時点で保有資産が値上がりしているのか値下がりしているのかで、その後に課税口座で保有している金融商品を売却する際に支払う税金に差が出てきます。
一般NISA口座で株式を120万円で購入し、5年の非課税期間終了時に150万円に値上がりしていたとします。
この時点で一般NISA口座から課税口座へ移す場合、取得価格は150万円に変更されます。
その後、