子どもの教育費を用意したい

現在、小学生(8歳)の子どもがいる40歳のBさん。妻のCさんと、子どもの教育費で一番高額になると予想される大学の学費をどのように準備していくか話し合っています。

目的、期間、金額

子どもの大学入学年度に払う際にかかる費用を考えて、子どもが18歳になるまで(10年後)には250万円貯めておきたいと思っています。
少額から積み立てていくことを考えています。

【参考:大学入学の初年度納付金平均額】(出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(令和2年度)」)
入学先別初年度納付金平均額 私立短大 国公立大学 私立大文系 私立大理系
入学費用 58.2万円 77.0万円 95.1万円 94.2万円
初年度在学費用 176.9万円 115.0万円 152.1万円 192.2万円
合計 235.1万円 192.0万円 247.2万円 286.4万円

つみたてNISAの活用例

投資信託を購入後、すぐに売却せずに中長期的に持ち続けることで、価格変動リスクを抑える効果と利息に利息が付く複利効果も期待できます。できるだけリスクを抑えながらも、手堅く増やしていきたいところです。そんな方には債券中心のバランス型投資信託がおすすめです。投資には「卵を一つのかごに盛るな」という格言があります。一つの資産だけにまとめて一度に投資するのではなく、国内外の株式、債券などに分けて投資することがリスクの分散につながるという意味です。
そこで適しているのがバランス型投資信託です。バランス型投資信託は、一つのファンドの中で分散投資がされていますので、一種類の投資信託を購入するだけで、様々な地域・種類の資産への投資が可能です。債券中心のバランス型投資信託は、株式中心のバランス型投資信託よりも期待するリターンは下がる一方で、リスクが抑えられます。

  • ・ケース1:投資運用せずに、毎月2万円を預金だけで10年間貯める(預金金利・年0.01%の場合)
    240.1万円になる。

ケース1

  • ・ケース2:つみたてNISAで毎月2万円ずつ10年間積み立てる(年利2%で運用できた場合)
    合計で265.4万円になる。

ケース2

  • 複利効果

  • バランス型投資信託

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