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年度末金融の円滑化に関する意見交換会において挨拶する与謝野大臣(2月27日) | フランス経済財政産業省 ラガルド貿易担当大臣の表敬訪問を受ける与謝野大臣(2月23日) |
目 次 |
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金融庁は、平成18年2月28日、「保険会社向けの総合的な監督指針」(以下「監督指針」といいます」)を改正しました。 今回の改正は、○「契約概要」・「注意喚起情報」書面等への対応、及び○広告審査体制の充実を促すための監督指針改正、という2つの点について行われておりますので、以下にその概要を説明させていただきます。 |
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I |
.「契約概要」・「注意喚起情報」書面等への対応 |
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II |
.広告審査体制の充実を促すための監督指針改正について |
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今回の改正の主な内容は以上のとおりですが、これらの規定は平成18年4月1日より適用(ただし、「契約概要」・「注意喚起情報」にかかる部分については、各保険会社においてこの日までに対応できない事情がある場合には、対応できない部分につき平成18年9月30日までその実施の猶予を認める。)することとなっており、金融庁としても円滑に実際の監督事務に反映させるよう努めて参ります。 |
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詳しくは、金融庁ホームページの「報道発表資料」から「保険会社向けの総合的な監督指針の一部改正について」(平成18年2月28日)にアクセスしてください。 |
金融庁は、1,727の民間金融機関(銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、系統金融機関)を対象に平成17年12月末時点における「偽造キャッシュカード問題に対する金融機関の取組み状況」についてアンケート調査を実施し、その結果を「偽造・盗難キャッシュカード預金者保護法」の施行日にあたる2月10日に公表しました(系統金融機関については2月23日に追加公表)。 なお、前回調査(平成17年4月末時点)の状況については、平成17年6月24日に公表していますが、今回調査に当たっては調査項目の一部を見直しています。 前回調査との比較で見ると、 |
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などという状況となっています。また、今回新たに調査を行った項目の主なものについて見ると、 | ||||||||||
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などとなっています。 偽造キャッシュカード問題への対策については、各金融機関の顧客や業務の特性に応じた対応が必要であるため、今回の調査項目への対応を画一的に求めるものではありません。しかし、「偽造・盗難キャッシュカード預金者保護法」の施行を踏まえ、各金融機関においては被害防止策や被害発生時の対応などについて更なる対策が期待されます。 |
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詳しくは、金融庁ホームページの「報道発表資料」から「偽造キャッシュカード問題に対する金融機関の取組み状況(平成17年12月末)について(追加)」(平成17年2月23日)にアクセスしてください。 |
金融庁では、監督の実効性の向上を図り、保険料の合理性・妥当性・公平性を確保した上で、保険商品の価格の弾力化を促進するため、「保険業法施行規則の一部を改正する内閣府令」及び「保険会社向けの総合的な監督指針」の改正案について、平成17年11月24日(木)に公表し、12月26日(月)にかけて、広く意見の募集を行いました。その結果、16の個人及び団体から33のコメントを頂き、お寄せいただいたコメントを踏まえ、保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正し、保険業法施行規則の一部を改正する内閣府令とともに4月1日より施行することとします。 |
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1 |
.改正の趣旨 保険会社の経営効率化への取組み等の経営努力を保険料に適時適切に反映させる観点から、保険料のうち保険数理に直接よらない部分を中心に商品審査を簡素化するとともに、事業費に関する充実したモニタリングを行うことにより、監督の実効性の向上を図り、保険料の合理性・妥当性・公平性を確保した上で、保険商品の価格の弾力化を促進することとします。このため、保険業法施行規則、保険会社向けの総合的な監督指針の一部の改正を行いました。 |
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2 |
.改正の概要 今回の改正により、以下のような簡素化を実行します。 |
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詳しくは、金融庁ホームページの「報道発表資料」から「保険業法施行規則の一部を改正する内閣府令(案)に対するパブリックコメントの結果について」(平成18年2月13日) にアクセスしてください。 |
去る3月2日(木)、金融庁において3回(9時50分〜、13時20分〜、16時10分〜)の「霞が関官庁探訪」を開催しました。「霞ヶ関官庁探訪」は、人事院の主催の下、各府省庁が実施する採用関係イベントであり、国家公務員I種試験志望者に実際に各府省庁を訪れてもらい、職員による経験談を交えた業務説明や庁舎内の見学を通じて、官庁業務への理解を一層深めてもらうことを目的としています。 今年も例年同様、全国各地から約120名に及ぶ志望者の方々に参加して頂き、誠に感謝しております。この「霞ヶ関官庁探訪」が参加者の皆さんにとって、就職活動に当たっての一助となるものであったなら、そして当庁の業務に一層の興味・関心を抱いて頂けたなら、幸いです。 さて金融庁においては、まず参加者全員を対象とした金融庁ガイダンスを実施し、現下の金融行政を巡る状況、志望者の方々が入庁される頃の展望、金融庁の組織・役割についての概略説明を行いました。その後10〜15名程度のグループに分かれて執務室、記者会見場等を見学してもらいました。その後グループ毎に職員による業務説明・質疑応答を実施しました。 参加された方々からのアンケートでは、「執務室を見学でき、日々職員が働く実際の現場の雰囲気を感じることが出来た」、「実体験に基づいた業務説明を分かりやすくしてもらい、金融庁業務のイメージがつかめた」「業務説明だけではなく、就職活動全般に親身にアドバイスしてもらえた」等のご意見を頂きました。一方で、「より詳細な業務説明をして欲しかった」「もっと具体的な話を聞きたかった」等のご意見も見られました。 当庁では、頂いたご意見を参考に改善を図りつつ、今後も引き続き業務説明会を開催したいと考えています。金融、金融行政、又は国家公務員の職務に少しでも興味・関心のある方、是非ご参加頂ければと思います。 |