金融研究センターの概要

金融研究センターとは

金融研究センター(Financial Research Center、通称:FSA Institute)(以下、「センター」という。)は、平成13年7月、金融庁における「研究」と「金融庁職員に対する研修」の効果的な連携を目的として発足しました。

現在、金融庁においては、日々高度化する金融技術や、国際化が進展する金融取引等の現実に対し、的確に対処し、適切な行政運営を行っていく必要があります。こうした中、当センターでは金融に関する経済学、ファイナンス、法学、会計学、金融工学等の専門的知見を用いて金融行政上の重要な課題について究明するとともに、不断に職員の専門性・先見性の向上を図っていくという役割を担っております。

発足以来、当センターでは、主に下記の活動を行っております。

  1. 金融行政の理論的基盤をなす調査研究の実施
  2. 金融行政とアカデミズムとの架け橋となり、政府関係部局や民間有識者、アカデミズムとの相互交流によるネットワーク強化のための、研究会、昼休み講演会、国際コンファレンス等の開催
  3. 金融庁職員に対する研修

◆ 活動内容 ◆

令和4事務年度における、主な活動は以下のとおりです。

  •  センター研究官、専門研究員、特別研究員、及びセンター長と庁内職員との共同による調査研究の成果を4本の研究論文等としてまとめ、ディスカッションペーパーとして公表しました。
  •  令和5年5月31日、金融庁と国立大学法人東京大学は、金融市場及び金融行政に関する学術と実務の先端的知見の蓄積等を目的として、連携協力に関する基本協定を締結しました。
  •  金融庁職員に対する研修については、金融行政に関する体系的な知識や高度なスキルなどを習得するための研修を充実させることに注力しつつ、50コースの研修を実施しました。また、左記研修以外にも資格取得等を目的とした通信研修等を実施しました。

◆ 名称変更について ◆

  • 平成22年9月から、当センターの研究機能強化の取組みの一環として、「金融研究研修センター(Financial Research and Training Center、通称:FRTC)」から「金融研究センター(Financial Research Center、通称:FSA Institute)」へ名称を変更しました。

金融研究センターの組織(令和6年4月1日現在)

金融研究センターの組織(令和6年4月1日現在)

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