「企業財務研究会」の開催について

1. 開催目的

金融庁金融研究センター及び企業開示課において、「企業財務研究会」を開催いたします。

企業財務研究会は、企業財務・企業統治等に関する動向や海外情勢等についての情報交換・研究のため、有識者を講師にお招きし、講演等を行うものです。

当研究会は、2~3ヶ月に1回程度の開催を予定しております。

2. 開催日時・参加方法等

  • 日時:平成26年3月24日(月)15時00分~17時00分 (14時40分より受付)
  • 場所:金融庁13階共用第1特別会議室
    (東京都千代田区霞が関3-2-1中央合同庁舎第7号館)
  • 開催内容

    演題 「日本企業と機関投資家との対話の現状と課題」

    【テーマ1】日本企業の機関投資家との対話の現場に於ける現状と課題

    講師 今出 達也氏(日本シェアホルダーサービス株式会社 常務執行役員)

    1984年大学卒業後、商社勤務、米国留学を経て、山一證券で主に国際資本市場における投資銀行業務、証券引受関連業務を米国ニューヨーク拠点において担当。1998年に三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(MURC))入社。2005年に日本シェアホルダーサービス(JSS)設立に参画した後、MURCよりJSSに出向。コーポレート・ガバナンスや国際資本市場関連の調査研究プロジェクトなどに従事するとともに、一貫して日本企業に機関投資家向けのIRとSR、コーポレート・ガバナンス、株主総会等の支援等を提供して現在に至る。

    【著書】

    「株主と対話する企業」(共著、商事法務、2013)

    「株主提案権の行使と総会対策」(共著、商事法務、2013)

    「決定版 わかるCSR」(共著、同文館、2006)

    【テーマ2】資生堂のESG対話の歩み

    講師 山崎 直実氏(株式会社資生堂 IR部 株式グループリーダー 課長)

    1985年株式会社資生堂入社。営業、商品開発・マーケティング、経営企画、新規事業などの業務を経た後、2003年からコーポレートガバナンス、株式管理・株主総会・株主対応業務を統括し、現在に至る。資生堂では、2006年より国内海外機関投資家や議決権行使助言会社との対話を重ね、2006年社外役員の独立性の詳細開示、2008年株主総会議決権行使結果開示、2010年役員報酬個人別開示、2012年株主総会・招集通知の発送前WEB開示など、ガバナンスコミュニケーションの先駆的取り組みを推進。

    また、2008年より、国内海外機関投資家のESGアナリストやSRI調査機関とも対話を開始し、2011年より統合報告書に着手。コーポレートガバナンスとESGの推進により、持続的成長をめざし、株主価値・企業価値の最大化に取り組む。

・参加費:無料

・申込方法:参加御希望の方は御名前、所属(会社名、部署、役職)、御連絡先(電話番号およびEメールアドレス)を明記の上、3月20日(木)までにkigyouzaimu@fsa.go.jpまでご連絡下さい。

御参加が可能な方には、その旨をメールでお知らせします。お申し込みが多数の場合、御希望に沿えない場合がございますので、予めご了承下さい。

お問い合わせ先

金融庁総務企画局企業開示課 Tel:03-3506-6000(代表)(内線3836、3671、3606)

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