IOSCOアジア太平洋地域委員会(APRC)への参加について



 証券監督者国際機構(IOSCO)のアジア太平洋地域委員会(APRC)及びコンファレンス(「アジア地域における資本市場の将来のトレンド」)が、2005年9月16日(金)にタイ・バンコクにおいて開催され、証券取引等監視委員会からは野田委員と事務局職員が参加しました。

 APRCは、IOSCO内の地域ごとの枠組みのひとつとして、アジア太平洋地域のIOSCOメンバー21カ国・地域の証券規制当局により構成されています。今回はアジア太平洋地域の資本市場における諸問題に係る情報提供や協力の促進について議論が行われました。 また、コンファレンスでは、民間セクターから競争力強化を目的とした新しい商品やサービスのトレンドについて、また自主規制機関からは、今後の取引所のあり方について発表されました。規制当局からは、法執行分野における情報共有やクロスボーダーでの協力の利点や障壁、IOSCOにおける重要な取組みのひとつである証券当局間の多国間情報交換協定(多国間MOU)など国際基準の実施に関して発表があり、参加者の間で活発な意見が交わされました。

  なお、9月16日に開催された「アジア地域における資本市場の将来のトレンド」コンファレンスに関する主催国タイによるプレスリリースについてはタイ証券取引委員会ホームページ「SECニュースリリースNo.94/2005」を、IOSCOに関する情報については、IOSCOのホームページ及び金融庁のホームページをご参照下さい。


 

 

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