平成29年10月3日

証券取引等監視委員会

「開示検査事例集」の公表について

証券取引等監視委員会は、「開示検査事例集」について、別紙(PDF:1,667KB)のとおり取りまとめましたので、公表します。

本書は、適正な情報開示に向けた市場関係者の自主的な取組みを促す観点から、最近の開示検査の取組みや開示検査で確認された不適正な会計処理やその根本原因等の概要を取りまとめたものです。

平成20年以降、「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」として公表してきましたが、今年度から、「開示検査事例集」と名称を変更しました。これは、本書において、課徴金納付命令勧告を行った事例だけでなく、勧告は行わないものの、開示規制違反の根本原因を追究した上でその再発防止策を会社と共有した事例、会社に対して訂正報告書等の自発的な提出を促した事例等、さまざまな事例を積極的にご紹介することとしたためです。

 この事例集を通じて、上場会社とその会計監査人である公認会計士・監査法人とのコミュニケーションが、そして、投資家の皆さんと投資先である上場会社との対話が活発に行われることを期待しています。

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