熊本大学での講義について



 証券取引等監視委員会では、証券取引等監視委員会の役割や活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動の一環として、九州財務局の協力を得て、平成15年10月29日(水)に熊本大学の講義に委員を講師として派遣いたしました。
 講義は、証券取引等監視委員会の野田委員を講師として、「証券取引等監視委員会の活動状況について」というテーマで行われました。
 冒頭、我が国の金融市場を取り巻く現状、特に近年、銀行を中心とした間接金融に加え、企業の資金調達の場である証券市場がより発展することが必要とされていること、「確定拠出年金」という新しい制度がスタートしていることなど、個人投資家が証券市場に積極的に参加することが求められているという現状を、諸外国との比較を交えながら説明いたしました。
 個人投資家が安心して証券市場に参加できるよう、個々の取引の公正性が十分に確保されるように努めることは、証券取引等監視委員会の重要な業務の一つです。
 こうした責務はこれまでにも増して重要なものとなっており、講義においては、現在、証券取引等監視委員会が与えられた使命の遂行のために行っている活動や、体制・機能の強化のための取り組みについて、昨事務年度における具体的な事例の紹介も交えながら解説を行いました。


講演風景

写真(講演風景)
 

Copyright © 2003 Securities and Exchange Surveillance Commission, All rights reserved.

 

サイトマップ

ページの先頭に戻る