富山大学での講義について




 平成16年6月24日(木)、証券取引等監視委員会(以下、監視委員会といいます)では、その役割や活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動の一環として、北陸財務局の協力を得て、富山大学の学生を対象に講義を行いました。
 講義は、新原事務局長を講師として、「証券取引等監視委員会の活動状況について」というテーマで行われました。
 講義内容は、始めに株式の値段がどのように決定するか、その仕組みについて説明しました。次に、証券会社に対する検査の結果、勧告をした事例を紹介しました。また、風説の流布、インサイダー取引、有価証券報告書等の虚偽記載、相場操縦など刑事告発事例について、説明しました。
 最後に証券市場に対する投資家の信頼を保持するという監視委員会の使命や組織について説明し、また日本は、アメリカを初めとする諸外国に比べて株式や債券の所有比率が少ないので、個人投資家への信頼を高め、積極的に証券市場へ参加してもらえるように監視委員会は活動をしていると締めくくり、講義を終了しました。
 この講義は、大学のカリキュラムの中で行われ、経済学部の2、3年生を中心に約200名の学生の方々が暑い中、熱心に聴講されました。

講義風景

写真(講義風景)

 


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