福岡大学での講義について




 平成16年9月24日(金)、福岡大学において、証券取引等監視委員会(以下、監視委員会といいます)の木村事務局次長が、「証券取引法と証券取引等監視委員会」というテーマで、法学部の学生に対して講義を行いました。
この講義は、監視委員会の役割や活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動の一環として、福岡大学・福岡財務支局・監視委員会の共催で、福岡大学法学部の証券取引法のカリキュラムの中で行われました。
 講義内容は、監視委員会の組織構成や役割について紹介するとともに、最近の勧告事案や告発事案を例として交えながら、監視委員会の具体的な活動内容や、その根拠となる法令について説明しました。また、「貯蓄から投資へ」といった金融市場の改革の方向性や公正な証券市場の保持のための規制の必要性などについて背景として触れ、今般の証券取引法の改正により導入される課徴金制度の概要などについて説明しました。
 会場からは、勧告や告発等につながる検査や調査に役立つ情報の収集状況や海外当局との協力などについて質問があり、具体的な事例を交えた応答がありました。
 学生・教授等約80名が、現場の経験等を踏まえての証券取引法の解説や監視委員会の活動状況について熱心に聴講されました。

講義風景

 


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