静岡市における講演会について




 平成17年4月21日(木)、静岡市産学交流センターにおいて、証券取引等監視委員会(以下、委員会といいます。)の水城委員が、「~いま証券が熱い~証券取引の公正さとは? 証券取引等監視委員会(SESC)の役割」というテーマで講演を行いました。この講演会は、委員会と静岡大学生涯学習教育研究センター・人文学部、東海財務局の共催で、証券取引を取り巻く環境や委員会の役割と活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動の一環として、主に静岡大学の学生を中心に市民の方にも参加していただき開催されたものです。
 冒頭、最近の証券市場を巡るニュースを交え、これまで高い貯蓄率に支えられていた日本経済が、「貯蓄から投資へ」、「間接金融から直接金融へ」の転換期を迎えつつあること、そのために信頼される証券市場が必要とされていることについて、データ等を交えながら分かり易く解説するとともに、そうした中で委員会が発足した経緯と意義について説明しました。
 また、委員会の組織・体制と活動内容について説明し、4月から導入された課徴金制度や7月から始まる検査一元化などの今後の監視機能強化への対応や、新商品の出現、IT化等の市場の新たな動きへの対応など、委員会を巡る証券市場の展開と課題について説明しました。
 最後の質疑応答では、具体的な監視活動の内容など、委員会の活動に強い関心を持った質問がなされました。
 当日は、春の嵐が吹き荒れる中、159人という大勢の学生や市民の方にお集まりいただき、公正な証券市場に向けた取り組みについて熱心に考えていただく機会となりました。

静岡市における講演会について

 


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