高松市における講演会について




 平成17年5月25日(水)、香川県社会福祉総合センターにおいて、証券取引等監視委員会の水城委員が、「~いま証券が熱い~証券取引の公正さとは? 証券取引等監視委員会(SESC)の役割」というテーマで講演を行いました。この講演会は、監視委員会と四国財務局の共催で、証券取引を取り巻く環境や監視委員会の役割と活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動の一環として、香川県在住の方を中心に参加していただき開催されたものです。
 冒頭、最近の証券市場を巡るニュースを交え、日本経済が、「貯蓄から投資へ」、「間接金融から直接金融へ」の転換期を迎えつつあることを解説し、そのために信頼される証券市場が必要とされていること、また、そうした中で13年前に監視委員会が発足した経緯と意義について分かりやすく説明しました。
 また、監視委員会の組織・体制と活動内容について説明し、4月から導入された課徴金制度や7月以降監視委員会で行うことになる、有価証券報告書等の検査や証券会社の財務の健全性等についての検査をはじめ今後の監視機能強化への対応や、新商品の出現、IT化等の市場の新たな動きへの対応など、監視委員会を巡る証券市場の展開と課題について説明しました。
 会場には幅広い年齢層の方々約100名にご参加いただき、後半の質疑応答では、現在の金融・証券業界への質問や提案がなされるなど熱心に聴講されました。

 


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