東北大学大学院における講演について





 平成17年11月9日(水)、東北大学大学院において、証券取引等監視委員会の水城委員が、「“いま証券が熱い”-証券取引等監視委員会(SESC)の役割-」というテーマで講演を行いました。監視委員会では、役割や活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動として講演会や講義を行っています。この講演もその一環として、本年4月に公認会計士などの会計専門家を養成するコースとして新たに設置された「会計大学院」の学生を対象に開催されたものです。
 冒頭、最近の証券市場を巡るニュースを交え、日本経済が、「貯蓄から投資へ」、「間接金融から直接金融へ」の転換期を迎えつつあることを解説し、そのために信頼される証券市場が必要とされていること、また、そうした中で監視委員会が発足した経緯と意義について分かりやすく説明しました。
 また、監視委員会の組織・体制と活動内容について説明し、新たに導入された課徴金制度や検査権限の拡大への対応、新商品の出現、ネット取引の急増に見られるIT化等の市場の新たな動きへの対応など、監視委員会を巡る証券市場の展開と課題について説明しました。
 最後の質疑応答では、証券に関する教育の方法や監視委員会と監査法人の関係について質問がなされるなど、未来の公認会計士が熱心に聴講されました。

 

 

写真1(東北大学大学院における講演について) 写真2(東北大学大学院における講演について)

 


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