札幌大学における講演について





 平成18年4月19日(水)、札幌大学において、証券取引等監視委員会(以下「証券監視委員会」という。)の水城委員が、「“いま証券が熱い”-証券取引等監視委員会(SESC)の役割-」というテーマで講演を行いました。この講演会は、証券監視委員会と北海道財務局との共催で、証券取引をとりまく環境や証券監視委員会の役割、活動内容について大学生に理解を深めていただくため開催されたものです。札幌大学経済学部の授業の一環として開催され、多数の学生の方に参加いただきました。
 冒頭、「情報を偽る」という許せない犯罪の増加、個人投資家による「ネット取引」の急増また金融ビックバンがもたらした新しい取引形態など“激動の証券市場”の様子を最近のニュースを交えわかりやすく説明しました。
 また、ライブドア事件において証券監視委員会が果たした役割について、“山内一豊の妻 千代”、“赤穂浪士の討ち入り”などに当てはめてわかりやすく説明しました。この事件とも関連して証券監視委員会のあり方が問われている点について、証券監視委員会は独立性を保ち、市場の公正性の確保及び投資者保護の観点から組織の拡充や人材の確保・育成に力を入れており、今後は強い危機意識をもって監視機能をさらに強化するため、体制強化・能力向上が課題であると強調しました。
 つぎに、証券監視委員会の役割として、「貯蓄から投資へ」「間接金融から直接金融へ」の流れの中で、個人の金融資産の運用や経済活性化のため、実際にどのような業務をしているのか、組織・体制と活動内容についてパンフレットを使い細かく説明しました。
 最後に、新商品の出現、ネット取引の増加、国際化等の市場の新たな動きを受けた監視機能強化への対応など、証券監視委員会を巡る証券市場の展開と課題について説明しました。
 なお、この講演会の模様は、当日夕方のNHKローカルニュース及び翌朝の全国ニュースでも放映され、地元新聞朝刊でも取り上げられました。  
 

 

写真1(札幌大学における講演について) 写真2(札幌大学における講演について)

 


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