岐阜大学における講演について





 平成18年5月12日(金)、岐阜大学において、証券取引等監視委員会(以下「証券監視委」という。)の水城委員が、「“いま証券が熱い”-証券取引等監視委員会(SESC)の役割-」というテーマで講演を行いました。この講演会は、証券監視委と東海財務局との共催で、証券取引をとりまく環境や証券監視委の役割、活動内容について大学生に理解を深めていただくため開催されたものです。岐阜大学地域科学部の授業の一環として開催され、約150名の学生の方に参加いただきました。
 冒頭、「情報を偽る」という許せない犯罪の増加、個人投資家による「ネット取引」の急増また金融ビックバンがもたらした新しい取引形態など“激動の証券市場”の様子を最近のニュースを交えわかりやすく説明しました。
 また、ライブドア事件において証券監視委が果たした役割について、“山内一豊の妻 千代”、“赤穂浪士の討ち入り”などに当てはめてわかりやすく説明しました。この事件とも関連して証券監視委のあり方が問われている点について、証券監視委は独立性を保ち、市場の公正性の確保及び投資者保護の観点から組織の拡充や人材の確保・育成に力を入れており、今後は強い危機意識をもって監視機能をさらに強化するため、体制強化・能力向上が課題であると強調しました。
 つぎに、証券監視委の役割として、「貯蓄から投資へ」「間接金融から直接金融へ」の流れの中で、個人の金融資産の運用や経済活性化のため、実際にどのような業務をしているのか、組織・体制と活動内容についてパンフレットを使い細かく説明しました。
 最後に、新商品の出現、ネット取引の増加、国際化等の市場の新たな動きを受けた監視機能強化への対応など、証券監視委を巡る証券市場の展開と課題について説明しました。
 なお、この講演会の模様は、地元数社の新聞朝刊にて報道されました。 
 

 

写真1(岐阜大学における講演について) 写真2(岐阜大学における講演について)

 


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