龍谷大学での講義について


 平成18年10月27日(金)、龍谷大学において、証券取引等監視委員会の高橋委員長が「証券市場の現状と証券取引等監視委員会の活動について」というテーマで特別講義を行いました。
 この講義は、証券監視委の役割や活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただく活動の一環として、龍谷大学経済学部の学生、同大学が主催する産学交流組織の会員、及び一般市民の方々を対象に行ったもので、約300名の多くの方々に参加いただきました。
 冒頭、米国のSECや英国のFSAなど諸外国の制度と比較しながら、証券監視委の使命や金融庁との役割分担について紹介するとともに、告発、勧告、建議など証券監視委が行っている活動や権限について説明しました。
 つぎに、新商品の出現、証券取引の多様化・複雑化、クロスボーダー取引の増加等の市場の新たな動きを受けた監視機能強化への対応など、証券監視委を巡る証券市場の展開と課題について具体的な事例に触れながら説明しました。
 最後に、有価証券報告書の虚偽記載など証券取引法等の開示ルールを逸脱している事例を挙げながら、発行体企業における内部統制の重要性が増大していることを説明しました。
 参加者は、高橋委員長からの現場の経験等を踏まえての説明に、メモを取りながら熱心に聴講されました。
 

 

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