「徳島大学における講演について」


 平成18年11月10日(金)、徳島大学において、証券取引等監視委員会(以下「証券監視委」という。)の高橋委員長が、「証券市場の現状と証券取引等監視委員会の活動について」というテーマで講演を行いました。
 この講演は、証券市場をとりまく環境や証券監視委の役割、活動内容について、徳島大学総合科学部の学生をはじめ、広く一般の方々に理解を深めていただくため公開講義として開催したもので、約180名の方々に参加をいただきました。
 冒頭、証券監視委の発足の経緯や、告発、勧告、建議といった証券監視委が行っている活動や権限について解説をし、米国のSECなど諸外国の組織と比較しながら証券監視委の組織・体制と役割についても分かりやすく説明しました。
 つぎに、新商品の出現、証券取引の多様化・複雑化、インターネット取引やクロスボーダー取引の増加など、証券市場の新たな動きについて解説し、粉飾決算やインサイダーなど問題事例に対する証券監視委としての市場監視活動の状況や課題について具体的に説明しました。
 最後に、正確な情報開示のため発行企業における内部統制の重要性について説明するとともに、市場の仲介者である証券会社・証券取引所等が誠実・良心的に業務を遂行することの重要性について説明し、学生からは証券犯罪事件に関する質問がなされるなど盛況のうちに講演は終了しました。
 


Copyright © 2006 Securities and Exchange Surveillance Commission, All rights reserved.

 

サイトマップ

ページの先頭に戻る