北海道教育大学函館校での講義について


 平成19年1月17日(水)、北海道教育大学函館校において、証券取引等監視委員会(以下「証券監視委」という。)の山田事務局次長が、「証券取引等監視委員会の活動状況について」というテーマで特別講義を行いました。
 この講義は、証券市場をとりまく環境や証券監視委の役割などについて、北海道教育大学函館校及び札幌校(札幌校においてはサテライト授業)の学生をはじめ、広く一般の方々に理解を深めていただくために、公開講義として開催したもので、約60名の方々に参加をいただきました。
 冒頭、「取引の公正の確保を図り」、「市場に対する投資者の信頼を保持する」という証券監視委の使命や、「貯蓄から投資へ」といった金融市場を巡る急激な変化とそれに対する証券監視委の役割などについて説明しました。
 また、証券監視委の組織・体制や権限が拡大している状況、建議、告発、勧告、情報収集・分析・審査といった活動の説明や、ライブドア事件のような証券取引法違反事件における調査の流れ、インサイダー取引の概要などについても説明しました。
 後半は、最近の犯則事件や課徴金制度などについて、具体的な事例を挙げて説明したほか、クロスボーダー取引の増加といった証券市場の新たな動きについても紹介しました。
 投資信託などの販売における適合性の原則についての質問が出されるなど、受講者は熱心に聴講されました。
 

写真1(北海道教育大学函館校での講義について) 写真2(北海道教育大学函館校での講義について)

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