日本証券業協会「協会員役員研修」での講義について


平成21年2月4日(水)、日本証券業協会「協会員役員研修」において、証券取引等監視委員会(以下、「証券監視委」という。)熊野委員が「証券取引等監視委員会の現況」と題して講義を行いました。本研修には、在京及び関東に所在する金融商品取引業者の役員等、約130名の方が出席されました。

講義では、はじめに、証券監視委の組織と役割について説明を行い、次に、金融市場の規制緩和や取引の多様化、金融商品取引法の施行などの証券市場の環境変化について、その概要や問題点等を説明しました。さらに、不公正取引等について、証券監視委で扱った事案をもとに最近の傾向を説明し、最後に、証券監視委の現状や今後の取り組みについて説明を行いました。

講義中、市場の公正性、透明性を守り、市場を発展させていくための証券会社の役割についても言及し、昨今の世界的な金融危機の中、監視する側、される側に関わらず、協力して市場をより良いものにしていこうという熱い思いが伝わったものと思います。

出席された協会員役員の方々は、講義中終始熱心に聴講し、証券監視委の活動についての質問も寄せられていました。


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